10.北塔報恩寺 bei ta bao en si(ベイ ター バオ エン スー) 蘇州市内が一望できる唯一の塔
蘇州市人民路1918号
堀の内側は高いビルがほとんどなく、実質蘇州市内ではこの塔が一番高いようです。
三国時代に呉の孫権が建てた8角9層、高さ76mの北塔がこのお寺のシンボルです。最上階まで登ることが出来ますので、最上階からの蘇州の眺めは最高です。周りに高い建物がないため遠くまで見渡すことが出来ます。
塔に登って眺め、降りてくると概ね30分くらいです。塔内の階段は急で狭いので、注意が必要です。少し時間に余裕があるようなら、境内周りの仏殿や庭などを一通り散策してみてください。境内は広くありませんので、じっくり散策しても1時間あれば十分です。
20.湖濱公園(金鶏湖公園) hu bin gong yuan(フー ビン ゴン ユァン) (http://www.szhzoo.cn/)急速に開発が進む金鶏湖湖岸の公園
蘇州市金鶏湖西湖畔
蘇州市内から東側の金鶏湖湖岸にある細長い公園。平日でも訪れる人が多く、土日ともなると多くの家族連れやカップル、また結婚式の写真撮影のため、何組もの新婚カップルを見ることもあります。敷地内はインラインスケート、凧揚げ、バドミントンなど様々な人がいろいろなことをしています。
敷地内は、自動車はもちろん、自転車も通行禁止となります。敷地内には様々な自転車や乗り物なのを借りることが(有料)できます。
特に夜間に人気があり、毎週金土の夜8時ごろは、噴水と花火、イルミネーションによるショーが行われるため、これを一目見ようとたくさんの観光客も訪れます。(日によっては金土以外の日の夜も行われますし、週末でも行われない場合もあります)
周りはたくさんのレストランやカフェもあり、食事を楽しんだ後公園に出て体を動かすことも、また公園で十分散策された後、レストランで食事・・・いろいろ楽しめます。
敷地内はかなり南北に細長いので、ウォーキング感覚で歩けば往復1時間もかからないと思います。湖を一周したい場合は、金鶏湖観光バスが近くから出ていますので、それで湖畔をぐるっと回ることもできます。(4元)
24.蘇州碑刻博物館 su zhou bei ke bo wu guan(スーチョウ ベイコー ボーウーグァン) 南宋時代の蘇州地図「平江図《が見物
蘇州市人民路45号
滄浪亭を出て「人民路《をはさんで向かい側にある博物館、重要文化財になっている「蘇州文廟大正殿《と「碑石《などを見ることが出来ます。孔子の像や1000年大銀杏など、敷地内にはいくつかの観覧スポットがあります。
特に1000を超える石碑及び、3000もの拓本もあり、中でも「平江図《(南宋時代の蘇州市内の地図)や、世界最古の天文図、及び南宋時代の中国地図などの石碑は特に重要で、石碑だけで国レベルの重要文化財に指定されています。非常に大きなもので、見ごたえは十分です。
石碑、正殿をメインに急ぎ足なら30分程度で回ることもできます。じっくり散策しても1時間あれば十分です。平日は非常に静かで、他の観光客もに少ないですが、土日となると敷地内で骨董品や玉の市場が開かれ多くの買い物客で賑わいます。目利きが出来る方は安く骨董品を手に入れるチャンスです、是非訪れてみてください。
25.蘇州博物館・忠王府 su zhou bo wu guan(スーチョウ ボーウーグァン ・ ジョン ワン フ) (http://www.szmuseum.com/)南宋時代の蘇州地図「平江図《が見物
蘇州市東北街204号
2006年末に新しくオープンした博物館です。蘇州周辺で発掘された遺品などを数多く展示してあります。ここの建物は、中国でも非常に吊のある設計士がデザインしたもので、蘇州古典と現代建築をうまく取り入れた斬新なデザインの博物館です。以前は有料でしたが、2008年の5月より無料開放となりました。観光としても、また教育の場としても使われているので、平日でも学校の生徒なども多く社会勉強として訪れるようです。
青銅器、文物、衣朊、工芸品、副葬品など20以上の展示室があり、様々な展示物を見ることができます。
東隣には「重要文化財《にも指定されている「忠王府《があります。もともと三国時代のある領主の邸宅だったものを1860年の太平天国時代に、忠王李秀成がここに王府を定めた場所です。当時の軍事会議室や蘇州庭園も見ることが出来る場所です、博物館と一緒にご観覧ください。
見る方の趣旨によって大きく観覧時間が変化すると思いますが、一通り2つの施設は1時間あれば回れると思います。
26.蘇州民族博物館 suzhou min zu bo wu guan(スーチョウ ミン ズー ボー ウー グァン) 蘇州の風俗・風習を知ることができる博物館
蘇州市園林路23号
獅子林のすぐ隣にある小さな博物館、無料で入ることが出来るので「獅子林《を見に行かれるついでに寄ってみてください。
館内は「婚礼《「風俗《「食事《の3つのテーマに分かれていて、蘇州の文化についてよく分かります。蘇州伝統を展示物と一緒に学んでみましょう。小さいので30分もあれば十分です。