読 下 シ ・ 訳 |
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詩經のすべて 《詩經》 國風,小雅,大雅,頌 (その構成は 1.各地の民謡「風(ふう)」 2.貴族や朝廷の公事・宴席などで奏した音楽の歌詞「雅(が)」 3.朝廷の祭祀に用いた廟歌の歌詞「頌(ょう)」の3つに大別される) |
詩經卷之八 朱熹集傳
頌四。頌者、宗廟之樂歌。大序所謂、美盛德之形容、以其成功告于神明者也。蓋頌與容、古字通用。故序以此言之。周頌三十一篇、多周公所定、而亦或有康王以後之詩。魯頌四篇、商頌五篇、因亦以類附焉。凡五巻。
【読み】
頌[しょう]四。頌は、宗廟の樂歌。大序に所謂、盛德の形容を美め、其の成功を以て神明に告ぐる者なり。蓋し頌と容とは、古字通用す。故に序此を以て之を言う。周頌三十一篇、多く周公の定むる所にして、亦或は康王以後の詩有り。魯頌四篇、商頌五篇、因りて亦類を以て附す。凡て五巻。